保護者の7割が公表賛成 全国学力テストの学校別結果の公表の是非
文部科学省が全国の小中学校で実施している「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の学校別の結果について、「平成20年度 教育委員会アンケート・保護者アンケート」が2009年6月5日、政府の規制改革会議で公表されました。
調査結果によると
全国学力・学習状況調査の学校毎の結果公表については、教育委員会は反対であるのに対し、保護者は賛成が多いという結果が出て、その認識の違いが明確になりました。
全国学力・学習状況調査の結果を学校毎に公表することについてのアンケート結果<
学校毎の結果を公表すべき
市区教育委員会 3.1%
都道府県・政令指定都市教育委員会 1.6%
保護者アンケート 67.3%
学校毎の結果を公表すべきではない
市区教育委員会 86.7%
都道府県・政令指定都市教育委員会 65.1%
保護者アンケート 10.5%
◆教育委員会が学校毎の結果を公表すべきではないと考える主な理由
「学校間の序列化や過度な競争に繋がるから」【市区90.9%、都道府県・政令指定都市90.2%】
「指導方法の改善に役立てるためで、公表しなくてもできるから」【市区74.2%、都道府県・政令指定都市46.3%】
◆保護者が学校毎の結果を公表すべきだと考える主な理由
「学力を向上させるのは、まずは学校(教員)の責務だから」【56.8%】
「学校毎の結果は学校選択のための基本情報のひとつだから」【55.1%】
「説明責任を果たすために公表するのは当然だから」【36.9%】
見ていただいたらわかるとおり、明らかに正反対の結果となっています。文部科学省も「公開による弊害」を主張しており、この議論は今しばらく続きそうです。
あなたは賛成ですか? それとも反対ですか?